いよいよ大学入試のセンター試験が間近に迫ってきました。
今年の今村塾の受験生は国公立大学を第一志望とする生徒がいて、とても重要なセンター試験となります。
最後の対策をしていますが、がんばってほしいです。
高校生を指導していると毎年思うことがあります。それは
「大学進学を考えている生徒の志望校がほとんど愛知県内である」
ということです。
ある調査では、卒業した高校と同じ都道府県内の大学への進学率は愛知県がトップの72%でした。
最下位の県は10%程度なので、圧倒的に高い割合となります。
要因はいくつかあると思います。
なかなか外に出たがらない県民性もあるかもしれませんが、まずは大学が豊富にあるということが理由の1つです。
愛知県は50校ほどの大学があり、様々な学部や学科があります。
現在は東京、大阪に次ぐ大学数の多さです。
選択肢も多いためにわざわざ関東や関西の大学に行くというイメージがないのかもしれないですね。
2つ目の理由は大企業なども多く、就職先の会社が多いことでしょう。
トヨタ系列の会社など、業績がよい優良企業にもそのまま就職しやすいこともあります。
一般の企業ではありませんが、教員採用試験に圧倒的な実績がある愛知教育大学や福祉系の資格に強みをもつ日本福祉大学などの一芸に秀でた大学があるのも魅力の1つです。
愛知県の有効求人倍率の数値もよく、人手不足となっているので、地元の大学に進学してそのまま地元で就職するという流れもできあがっています。
私も生まれてから、愛知県の外で生活したことはありません。
大学は県外でしたが、実家から2時間以上かけて通っていました。
近くに住む先輩の中には、京都の大学まで新幹線で通っていたという方もいます。
それくらい地元指向が強いという県民性も影響しているのでしょう。
愛知県美浜町の個別指導塾 今村塾
塾長 今村英之